じぃじとばぁば釣りでスッキリ
寒いので無理はしないと勝手に釣りはオフシーズンにしていました
しかし、じぃじも釣りの番組やyoutubeで釣りチャンネルを観ていいるだけでは満足いかない様子です
なんか知らんけど釣りをしていないと気分がスッキリしないんです
やりたい事が出来ない、手持無沙汰になりそうな休日、こんな時は夫婦喧嘩になりやすい
けんかするエネルギーあったらそのエネルギーは釣りに使った方がいい
寒いのは嫌だけど
ジギング船予約できた
じぃじの一声で
青物の引きを求めてお天気のよさげな日を見計らってオフショアジギングに行ってきました
紀伊水道でジギングと仕掛けでお魚を狙います
船に乗り込んだのは朝の7時ごろ、船上はばぁば以外はみんな男子の乗り合いジギング船です
今回のオフショアではジギングで青物、仕掛けでクログチを狙います
クログチ
クログチが釣れるらしいのですけれどばぁばはクログチを釣ったことも食べたこともありません
スーパーでも見かけたこともないのでクログチがどんなお魚なのかも知りません
釣れるか知らんけど
とりあえずクログチについて調べとこ
クログチってどんなお魚
クログチの特徴
大きさ50cm前後
背びれの硬いヒレを支える部分(棘条部きょくじょうぶ)あたりが盛り上がっている
側線上に等間隔に小さな斑点が並んでいる
クログチのいる場所
南日本 東シナ海など
水深40~120mくらい
見た目はスズキと似ている感じがします
炙り刺身で食べると美味しいらしい
カマガリ
クログチはとても美味しい魚らしくカマ(釜)ごとご飯を借りてきて食べれるので別名カマガリと呼ばれているそうです
ご飯を借りに行くほど美味しいと言えば岡山特産のママカリ(サッパ)の酢漬けを思い出します
ご飯を釜ごと借りるほど美味しいお魚、ママカリより大量のご飯食べれるわけですからクログチのお味楽しみです
優しいアングラーさんに救われる
クログチ仕掛け
クログチ仕掛け2本針に錘80号(300g)と餌をつけてクログチ釣りの開始です
針の1つにタコベイトがるいています
自作も楽しく出来そうなな仕掛けです
エサはスーパーで購入したヤリイカを短冊に切って持参したものをつけました
サバなどの切り身も良いそうです
クログチ釣りをしている時に2回ほど反対側の釣り人のお兄さんたちとお祭りしてしまいましたが嫌な顔せず絡まった糸を外して下さりとても優しいお兄さんたちで感謝です
お祭りをしてほどくのが難しく仕掛けを切らないといけなくなった方もいらっしゃいましたが”船釣りあるあるだから仕方ない事です”と対応されていました
仕掛け針も500~700円くらいしますので悲しいやら悔しいやらだと思います
お祭りや仕掛けがパーになってしまうというこのような状況で
“よくあることですから”
と相手を気遣える人って大人の対応だなぁと感じました
電動リールあれば尚良し
錘(おもり)300gのついた仕掛けを130mくらいの海底まで沈めてでクログチを狙います
ばぁばの使っているベイトリールは電動ではないのでクログチを釣っても釣れなくても仕掛けを引き上げるのにかなりの労力が必要です
本当に大変でした
船の移動のたびに仕掛けを130mほど巻き上げなければなりません
周りから電動リールのウィ~ンと軽快な音が聞こえてくると羨ましく必死で巻いている自分がもっと辛くなります
手首も腕もぱんぱんになり痛くなりました
じぃじは最初スピニングリールを使っていましたがかなり大変だったようです
電動ではありませんがベイトリールに変えてからはスピニングより楽に巻けるようになったと言っています
スピニングリール好きのじぃじがベイトリールの良さを理解しつつあります
300gのおもりを130m巻きながら仕掛けやお魚を引き上げるのはダンベルフィットネス以上です
底1m~3m攻め
船長さんの経験と勘でクログチのいそうな場所に移動して下さいます
船長さんが海底の様子を教えてくださいます
“駆け上がりで上がっていきますので根掛り注意してくださいよ~”
と言われるとなかなか底を取るのに勇気がいります
クログチは底から1m~3mくらいのところを狙うのでボトムを取らないと釣りになりません
根掛かりが怖いびびりぃのばぁばは慎重に仕掛けを落とします
慎重すぎて仕掛けが底にたどり着くまでにも時間がかかってしまいます
クログチ仕掛けは枝針がついているので根掛しやすい気がします
底を取って仕掛けを底付近で上げ下げしているとクログチ釣れました
なかなかお魚上がって来ません
クログチつき130mを手動で巻くのは嬉しいけどしんどい
クログチ釣りのコツが何となくつかめたので底狙いと調子に乗っていると根掛かりしてしまいました
ちぃ~ん
かなし
青物を狙う
ジギング船の船長さんから潮の流れも速くなってきたのでクログチ釣りは終了して青物狙いにしますとアナウンスがありました
青物のポイントまで移動途中小魚がいっぱいいるのか鳥山もたくさんありました
お魚もいっぱいいそうですが釣り船の数の多さにもびっくりです
アジも釣りたいところですがアジの数より釣り人の数が多いということでアジ釣りはできませんでした
ジギング開始後すぐにお兄さんが大きなヒラメを釣っていました
羨ましいです
ヒラメ!しかもサイズもなかなかあります
ばぁばもヒラメを釣りたいのでジグをなんとなく赤金に変更してみましたが反応無しです
そうこうしていると周りのお兄さんたちもメジロやハマチを釣りあげています
セミロング
フォールで当たったよ
お兄さんたちが釣れたジグや釣った状況を初対面のばぁばにもシェアして下さるのでありがたいです
ばぁばはまねっこします
するとすぐに
青物の引き!?
祭ってないかな!?
船釣りをしていると時々お祭りしているのかお魚が釣れているのかわからなくなる時があります
周りの釣り人の様子をキョロキョロ確認しながら巻き上げるようにしています
だいぶんラインを巻き上げてから青物の引きと確信します
釣れました!
お兄さんより小さいハマチですけれどお兄さんの言う通りにしてみたらすぐに釣れました
ありがとうございます
アジでノマセ釣りをしてハマチやメジロを釣られている方もいらっしゃいました
ノマセ釣り(アジ)の方も数釣られていました
メジロやハマチは釣るのは楽しいけれどいっぱいすぎたら食べるのに困ります
久しぶりの青物の引きはクログチ釣りの後で腕も手首もパンパンで楽しむというよりかなり老体に鞭を打った釣りになりました
釣ったお魚はクログチとメジロ・ハマチの2種ですが32リットルクーラーボックス満タンになりました
帰宅後も大変なことになるに間違いない
クログチの炙り刺身
クログチは炙り刺身で食べると美味しいと教えていただきました
炙り刺身を作る時は網の上にお魚を置いてコンロの火で炙ったりキャンプで使用していたガスボンベバーナー(ライターで着火)で炙っていました
網で炙ったら網にお魚の皮が引っ付いて皮がはがれたりします
キャンプ用に使っていたバーナーは傾けると大きな炎が出たりして危険で使いにくさを感じていました(下に向けてはいけないバーナーと思われます)
釣ったお魚を楽しく料理して美味しく食べたいのでsotoのバーナーST-Y450を新調しました
- 瞬間帰化方式で安定した炎
- 集中炎とソフト炎と選べる
- バーバーを下に向けても生火が出ず安全
クログチの炙りを作るのにSOTO フィールドチャッカ―ST-Y450をお初で使用してみました
炙りトレイはダイソーでステンレストレイ(220円)を使います
なかなかいい!
下に向けても大きな火でなくて怖くない!
買ってよかった!
火の調節もできるのでいい感じで使えます
今まで使っていたバーナーが原始的過ぎたのかもしれません(30年ほど前のキャンプで使っていたバーナー)
キャンプの炭おこしにも活躍してくれそうです
クログチの一夜干し
クログチをお腹から開いて10%の塩水に30分ほどつけて干しました
翌日クログチの一夜干しいただきました
とても身が柔らかくジューシーで美味しかったです
残りのクログチは一枚ずつラップにくるんで冷凍保存しておきました
小出しにしていただきます
クログチのフライも美味しかったです
キッチン滞在時間
クログチとハマチだらけのキッチンです
じぃじとばぁばの共同作業でも一晩で釣ったお魚を捌ききれずバタンキューです
捌けなかったお魚は冷蔵庫にも入らないのでクーラーボックスで保管しました
翌日、じぃじはお仕事です
ばぁばはお魚の一人解体ショーと調理で半日キッチンで過ごしました
オフショアの釣りもハードでしたが釣ったお魚の調理もかなりハードでした
アラで作ったふりかけもすごい大量にできました
初めてのお魚クログチのお味はとても美味しいです
サワラやサゴシと同じく数が多く釣れても飽きの来ない味です
クログチ美味しいです
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