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船外機のメンテナンス

釣り
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ギア好き男のロマン

前回のシーズンラストのボート釣りではエンジントラブルが発生して手漕ぎで帰港しました
次回のボート釣りは冬が終わってもう少し暖かくなる頃の予定です
しっかりメンテナンスをして次回の釣りに備えようと思います

メンテナンスをするのはじぃじ
以前ボート釣りから帰宅後にこんな事を言っておりました

じぃじ
じぃじ

ボート釣りって本当に楽しいわ
釣りもエンジンのメンテナンスもギア好きにはたまらん
男のロマンや!!

じぃじがエンジンの点検とメンテナンスをしているのを見ながらばぁばもちょこっと船外機の勉強をしようと思います
じぃじのメンテナンスのお手伝いもするアシスタントババァです

ばぁば
ばぁば

じぃじが使い者にならなくなったいざという時のためにばぁばも船外機について知っておいた方がよさそうです
理系女ならぬ理系ばぁの気分

船外機のメンテナンスをする前に交換が必要になるかもしれない部品などはとりあえず準備しておきました

  • ウォーターポンプリペアキット
  • アノード
  • キャブレターリペアキット
  • オイルドレンボルトガスケット
  • ギアオイル(GL-5 80W90)
ばぁば
ばぁば

ばぁばはが理解できるのはギヤオイルぐらいです
○○キットには数種類の部品がセットになっています
メンテナンス用品の名前ですらわからないばぁばはメンテナンス前からくじけそうになります

メンテナンスの言葉

オーバーホール

よくわからない用語もいっぱい出てきます
ばぁばはまず言葉の意味から学ばないといけません

ばぁば
ばぁば

オーバーオール着るんですか

オーバーホールとは分解して掃除や点検を行う事でした
よく似た言葉がまた出てきます

オーバーフロー

エンジンがかからなくなった時にキャブレターのオーバーフローが原因という事をよく聞きます

ばぁば
ばぁば

オーバーフローはどういう意味!?

キャブレターからガソリンが溢れる事

ばぁば
ばぁば

キャブレターのオーバーフローの原因は?

ニードルバルブとフロートの間にゴミが挟まり栓ができず規定量以上のガソリンが入り漏れる
ニードルバルブが傷ついていて栓ができていないためにガソリンが溢れる

ばぁば
ばぁば

フロートバルブ(ニードルバルブ)って何だろう?
キャブレターを点検する時に見てみようっと

燃料系からスタート

ガソリンタンク内異物除去

じぃじはラチェットで3本のネジをゴキゴキ回してガソリンタンクを船外機本体から取り出しました
工具の名前も学びます
ラチェットレンチでギコギコ楽しそうです

じぃじ
じぃじ

ちょっとガソリンタンクちょっと持って

ばぁば
ばぁば

チョット

ラチェット
ななななぁー

じぃじ
じぃじ

次はじょうご持ってくれる

ばぁばタンクに残っていたガソリン抜きのお手伝をします
じぃじはタンクからガソリンを抜いた後ガソリンタンク内にゴミがないかチェックしています
ガソリンタンク内のゴミと汚れなし

燃料フィルター洗浄

燃料コックを取り外しフュエルフィルターをチェックしています

ばぁば
ばぁば

フュエルってFUELのことか 
燃料フィルターってことだ
カタカナの方がわかりにくいわ

2馬力船外機燃料フィルター

汚れあり
燃料フィルターになにかゴミがついて汚れていましたのでゴミを取り除きガソリンでパシャパシャしてきれいにしました

ばぁば
ばぁば

この付着物は何だったんだろう
よくわからない

携行缶の中がゴミやさびで汚れていないかも点検が必要です
スチール製携行缶は錆びやすいそうでガソリン携行缶も見直し買い替えしようと思います

キャブレター分解

じぃじが何をしているのかと見ていると今度はキャブレターを外してチェックしています

キャブレター
ばぁば
ばぁば

そんなん外して分解して元に戻せるんかいな
ギヤ好き男のロマンか知らんけどばぁばついていけません
ついでにキャブレターの中にあるフロートバルブってどんなんが見せて~

フロートバルブ

キャブレタークリーナーできれいにしたフロートバルブ見せてもらいました
先端部分もチェックしましたが傷んでなさそうですので元に戻します

メインジェットとノズル

メインノズルとメインジェットもキャブレタークリーナーできれいにします

ばぁば
ばぁば

どこから外した部品か教えて

じぃじ
じぃじ

黒いフロートの真ん中にある

ばぁば
ばぁば

メインジェットやノズルはガソリンの供給関係のパーツかなぁ

いろんなパーツの役割は追って勉強することにしようと思います
頭に新しい事をたくさん詰め込めないばぁばです

ポンプケース取り外し

インペラー状態確認

船外機の下の方での作業になりました
割ピンを抜いてプロペラ外しました

じぃじ
じぃじ

ちょっと支えといてくれる?

ばぁば
ばぁば

タンクとじょうごの次は船外機本体ですか
ほいほい
チルドアップ!!覚えたばかりの言葉(笑) 船外機を直角から持ち上げて寝かせた状態

抜けたドライブシャフトを持ってご満悦のじぃじは続いてウォーターポンプケースを分解し始めました
インペラが出てきたのでインパラーの状態を確認しています
ばぁばはちんぷんかんぷんですのでひたすら見学して学びます

ばぁば
ばぁば

太陽のような形のインペラって何?

インペラはエンジン内部へ冷却水(海水)を送る役割があるそうです

ばぁば
ばぁば

太陽みたいなゴムは水車みたいに回って冷却水をエンジン側に送っているんだ
冷却水を送り込めなくなるとオーバーヒートでエンジンが壊れる

インペラーは歪みも大丈夫そうなので交換せずそのまま使う事になりました

インペラーボルトシャフトグリスアップ

インペラーをきれいにした後はインペラピンをシャフトにつけてインペラを元に戻します

ばぁば
ばぁば

じぃじ べとべとやん
ちょっとグリス塗りすぎだと思います

プロペラつけ時計回りにクルクル回して楽しそうでしたがこのシャフトを元の場所にはめ込むのにかなり手こずっています
ばぁばも挑戦してみますが入らない

じぃじヘッドライトをつけて覗き込みながら一所懸命ドライブシャフトを本体の筒にはめ込んでいます
じぃじ&ばぁばとの共同作業でなんとかドライブシャフトやウォーターパイプなど組み入れる事が出来ました

ばぁば
ばぁば

インペラはゴムは冬の間に硬くなってひび割れたりするので暖かくなったらもう一度点検した方がいいとばぁばは思います

じぃじ
じぃじ

苦笑い

ばぁば
ばぁば

この作業本当大変です
思い切ってインペラ交換しておいた方がよかったんちゃいますか

ちょっとゴムの余談

ばぁば
ばぁば

そういえばゴムの劣化で思い出しました
電子ドラムのハイハットペダルのゴム!!
少し余談になりますのでご興味なければ読み飛ばしてください

10年ほど前から箱に入りっぱなしで眠っていた電子ドラムのお話です
世界一のドラマーになるからドラムが欲しいとお願いしてきた息子
我が家の経済状態においてプレゼントとしては高価すぎますので家族会議した結果家族全員からの2年分の誕生日プレゼントとして電子ドラムを購入しました
数か月ドラムを嬉しそうに叩いていましたがその後は箱に入って物置部屋に置いてあります
世界一のドラマーどころか我が家一のドラ息子です

先日ドラムをたたいてみたいという人が我が家に遊びに来られるのでばぁばはドラムを引っぱりだして説明書を読みながらドラムを組み立てました
なんとか組み立て完成し音がちゃんと鳴るかチェックしてみました
太鼓やシンバルと右足のペダルはちゃんと音が出ます
左足ペダルだけ音が鳴りませんのでいろいろ試してみます
左足ペダルのジャックを抜き差ししている時に音が鳴ったりしますがペダルを踏んでも音が鳴りません

ばぁば
ばぁば

思いっきりペダル踏んだら音なった(笑)
ドスンと足音もなりましたけど

ジャックの接触不良かなと考え抜き差しを繰り返したり無水エタノールで拭いたりパーツクリーナーをスプレーしましたが結局音はならず

こうなったら最終手段です
ハイハットペダルの修理について色々調べてみた結果ダメもとでばぁばチャレンジしてみます
自己責任です
ハイハットペダルを分解して黒いゴムを調べてみます
黒いゴムが硬くなっており弾力がなくなっています
ゴムを取り外してお湯につけてゴムを柔らかくしてみるという荒業です

沸かしたお湯をボールに入れてその中に硬くなったゴムをポィっと放り込みます
2分30秒後くらいに取り出してみるとゴムがとても柔らかくなっていました
ゴムを元の場所に取り付けてペダルを組み立ててハイハットペダル接続してみます
ばぁばは願いを込めて足で踏んでみました

ばぁば
ばぁば

ハイハット鳴った!
やった!
ダメもと大好き!

なんでもやってみるものです

ドラムをたたきに来られた時には何とか音が鳴ってくれて嬉しかったばぁばです
ドラムはこの後すぐに箱にしまい物置部屋に戻りました

ばぁば
ばぁば

この冬にまたゴム硬くなって春になったらまた音が鳴らないかもしれません
箱からドラムを出す予定はないですけれど(笑)

ばぁば
ばぁば

インペラをお湯につけたりしません
ちゃんと交換します
安全第一です

ちょっとどころかずいぶん話が脱線してしまい失礼しました

アノード

電蝕から守ってくれるアノード

スクリュープロペラの上の部分にアノードがネジで取り付けてあります
アノードは電気分解により腐食する金属を守ってくれています
アノードとは外部回路から電流が流れ込む電極の事でイオン化傾向の高い金属が使われています

船外機のアノード
ばぁば
ばぁば

けばけばになってるやん!

ばぁばのできる事はお手伝いします
船外機から取り外したアノードを紙やすりで磨きます

ばぁば
ばぁば

チョコレートの詰め合わせはアソート
金属腐食から守ってくれるのはアノード

しっかりアノードという名前を頭にインプットしながら作業します

アノードはそれほどすり減っていないので交換せず磨いたものを再度取り付けることにしました
元の大きさの2/3になったら交換時期の様です

磨いたアノードを取り付ける

ギヤオイル交換

上下2か所のオイルプラグを外してギアオイルを抜いてみると黒色のギアオイルがでてきました

抜いたギアオイル

抜いたギアオイルが白っぽくなっている時は水が混入しているので修理が必要なようです

下側のオイルプラグの方からギアオイル(GL-5 80W90)を注入します
これもばぁばの担当です

ギアオイルの注入
ばぁば
ばぁば

ギアオイル注入!!
上のオイルプラグの穴からオイルが出てくるまで注入です

じぃじにはギアオイル注入後の上下のオイルプラグのネジを締めてもらいます
ばぁばがギアオイルを絞り続けていると上の穴からオイルが出てきました
じぃじが上のネジから締めます
下のネジがなかなか締まらない
焦れば焦るほどオイルは垂れてきますしネジが締まりません

ばぁば
ばぁば

オイルいっぱい出たけどいいの?

じぃじ
じぃじ

大丈夫,大丈夫


でましたじぃじお得意の大丈夫
笑える共同作業です

シフトレバーのグリスアップ

シフトレバーがくっついて固くならないようにグリスアップします

エアガンでグリスアップ

ばぁばがエアガンでグリスを注入します

ばぁば
ばぁば

ちゃんと入ってますか
監督責任者はじぃじです

エンジンオイル交換

エンジンオイルは先日交換済みです
4サイクル用 SL 10W-30 エンジンオイルを使用

ばぁば
ばぁば

ギアオイルもエンジンオイルにも表記されているアルファベットと数字の意味は何なんでしょう?

SLはガソリンエンジンオイルのグレードを10W-30はオイルの粘度を表しているそうです
左の数字10W(←WはWinterの略)は低温時の粘度を表示
右の数字30は高温時の粘度表示
GLはギヤオイル 数字は使用する箇所によって決まってる

ばぁば
ばぁば

プログラミング言語も難しいアルファベットが並んでいますけれど船外機のメンテナンスも難しい言葉や記号がいっぱい出てきます

ばぁば
ばぁば

もう頭いっぱいです
ごちそうさまでした
頭使うとお腹がへります
いただきますでしょ

ばぁばの船外機メンテナンスの覚書になりました
安心・安全・快適な釣りのためにばぁばはこれから船外機のしくみについても掘り下げて精進いたします

ばぁば
ばぁば

船舶免許の勉強もしようかしら

メンテナンス終了後エンジンかかりました
早く暖かくなってボート釣りに行きたいです

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